踵の角質が自宅でつるつるに

繭玉(まゆだま)を使う

 

 

踵の角質を取るだけでなく、顔や体の角質も除去できる方法として今話題なのが、繭玉(まゆだま)を使った方法です。

 

 

繭玉とは、カイコが蛹になるときに身体をつつむ100%絹の繊維でできた楕円状の球体です。それを半分に割って、マッサージ用として指にはめたり、化粧品原料となるセリシンをとるために使われます。

 

 

繭玉を水で煮出すと、中から水溶性のセリシンという成分が溶け出してきます。このセリシンには、紫外線をカットし、活性酸素を抑え、お肌を保湿する働きがあるため、化粧品の原料として使われるのです。

 

 

セリシンを取り出した後の繭玉に残った繊維状の物質はフィブロインと言い、これをパウダー状にしたものが「シルクパウダー」であり、なめらかでさらさらした肌触りを出すためのファンデーションなどに配合されています。

 

 

この繭玉を使った方法は非常に簡単ですので、一度試してみることをお勧めします。それでは、繭玉を使った角質除去法を紹介します。

 

 

まず、ぬるま湯に繭玉を入れて、十分にふやけさせておきます。そしてお風呂上りで柔らかくなった踵の角質部分に、指にはめた繭玉を優しくなでる様にして当て下さい。あまり力を入れなくても大丈夫です。不思議なことに、繭玉にボロボロと毛穴の汚れや角質粒が付着していきます。

 

 

たったこれだけで角質が取れていくのです。簡単でしょう?ただ、簡単で効果があるからといって、毎日はこの方法を使わない様にしてください。あまり頻繁に行うと、かえって毛穴に負担をかけてしまい、皮脂の過剰分泌など、角質粒の原因になるからです。
以上のことを十分注意してお試し下さい。