踵の角質が自宅でつるつるに

基礎的な踵のケア

 

 

お風呂に入ったらゆっくりと湯船に浸かり、足の皮膚を柔らかくしておくことが大切です。古い角質が残ったままだと後で保湿ケアしても保湿成分がうまく浸透しませんので、踵に軽石をかけてあげます。

 

 

ここで注意するのは必要以上にゴシゴシとこすらないことです。あまり強くこすると健康な皮膚まで痛めてしまう恐れがあります。あくまでもやさしくクルクルとこすってください。

 

 

元々軽石とは、火山砕屑物の一種で、塊状で多孔質のもののうち淡色のものを言うのですが、現在では色々な素材によって作られており、見た目も非常にファッショナブルになり、機能的にもなってきています。

 

 

例えば硬質ポリウレタンフォームを使い、アロエエキスやシルクプロテインの微粉末を混合したもの、銅や備長炭を使用したものなど、色々な製品があります。お好みの軽石を使ってもらえば結構です。

 

 

軽石を使いたくなければ、踵用のスクラブ入りのゴマージュやジェルを使用しても結構です。

 

 

お風呂から上がったら、踵がやわらかいうちに油分を補給することが大切です。足の裏には汗腺はたくさんあるのですが、皮脂腺はありません。したがって、踵に油分を与えることはきれいな踵を保つためにも重要なことなのです。

 

 

また、踵がしっかり乾いてしまうと油分が浸透しづらくなってしまいますので、踵から水分が蒸発していく前にクリームを塗りましょう。踵専用のクリームなども色々と販売されていますので利用してみて下さい。

 

 

お勧めなのは、尿素の入っているクリームです。体内の水分を肌の表面に集めてくれる働きを尿素が持っているからです。

 

 

乾燥している踵も、尿素の働きによって十分に潤してくれるでしょう。クリームもあまりゴシゴシこすらずに、やさしくマッサージするようにすりこんでいきましょう。クリームを塗ったら、踵になじむまでの間でもいいので靴下を履くことをお勧めします。そうすることで、踵にクリームの成分が効果的に浸透しやすくなります。